西村風香さん

小学1年生の時から高校1年生に至るまで、私は何度書道教室をやめたいと思ったんでしょうか。自分でも分からないくらいです。行きたくなくて中学生にもなって泣いて、駄々こねて・・情けないですね・・(笑)そんな私ですが結果的に今日まで続いているわけです。思い返すと書道を始めたきっかけは姉が習っているのみて自分で親に頼んで、私の意志だったんです。これが大きのかなあって。やっぱり他人から強制でさせられているものは続かないし、私も親がさせてきたんだったら中学校入ってやめていたかもしれません。後は、結局自分は字を書くことが好きで、人生の中でいくつも助けられてきたこともわかっているからです。例えばノートの字が綺麗だったら見返す気になりますよね。また誰かが「人の心や性格は字にあらわれる」と言っていたのを聞いたことがあります。逆を言えば字がきれいな人は性格にもそれが影響してくるということです。それに「字」というのは一生かけて付き合っていくものです。大人になっても、仕事でたくさん使うものです。そう考えると書道を超える習い事って他にあるのかなーって・・(笑)

そんな最高な習い事をできている。しかも小学校1年生から!!自分は幸せ者ですよ・・。また、ならうことで字が上達してコンクールで入賞などをすることは自分の自信にもつながってきました。賞状や盾やトロフィーや、そんな目に見えるものをもらうことって「なかなか自分がんばったやん!!」って絶対思っちゃいますよね?!
あ!あと切っても切れないもので言えば姉ですね。私のなかでいちばんのライバルです。どっちが大きい賞もらったとか(笑)そんな感じで切磋琢磨してきたのも字を上達させることに大きくプラスにつながっていたと思います。書道の話になると、こんな感じでどんどん文が思い浮かんでしまいます。長くなりましたが、ようするに続けてきてよかった!!書道最高!!ってことです。何より約10年間お世話になっていてユーモアのある栗原先生、書道部監督をしていただいている親父ギャグ好きな今渡先生といった、すばらしい先生方と出会えてよかったです。 
小倉高校1年 西村風香

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